◆便利屋マダラ
短編版の便利屋マダラー兄妹編ーの一年前からスタートするお話です。
斑と静を中心にして、怪異や呪い、自分の家族と関わりながら活躍します。
全20話。完結済み。
◆便利屋マダラー兄妹編ー
黒髪長髪イケメン×潔癖高飛車ブラコンJKコンビが女性を襲う怪異の謎を追いかける。
ヘラヘラして胡散臭い美形が好きな人にお勧めのサクッと読める短編小説。
◆草食アングラの森小説賞
便利屋マダラを書くきっかけになった自主企画です!草さんありがとうございます!
イラスト:草さん
◆CHARACTER
マダラ
身長:180cm
体重:65kg
(本体の体長:40cm)
便利屋という怪しい仕事をしている男性。中身は人間では無く、人に使役されていたあやかしの一種。
本来の体の持ち主である静の代わりに、この体を動かしている。
性的行為の時に人から発せられる気のようなものや悪霊、妖怪の類いを摂取することが人の食事に近い行為。身体の維持の為には食事も必要なので食事もとっているが、そこまで拘りは無いのか手軽なカップ麺などを好んで食べている。
成井家の人間には嘘を吐くと激痛に襲われてのたうち回る。また、人に対して無断で記憶操作をすることや、肉体に損傷を与える行為をすることも同じような理由で制限されている。
本来の姿は鼬や管狐を思わせる姿。白い毛並みに黒い斑点が散らばっている。
成井 静
身長:180cm
体重:65Kg
怪物を使役して怪異や呪い関連の仕事を請け負う怪物師の一族に生まれ、才能を見込まれて英才教育を受けていた二十代の青年。
次期当主として育てられていたが、とある理由によって自らの体にマダラを取り込み、一族から勘当された。現在はマダラに体を任せて、自分を虐げていた家族に対して復讐をしようとしている。
◆男メーカー
タトゥーとピアスはマダラが入れたがったので静が許可をした。
背中一面に太陽と月と星をモチーフにしたらしいトライバル
左腕には白百合の花
右肩に黒い蝶のタトゥー。手首から肘にかけては彼岸花
胸に狼のタトゥー。服を着ていても左の首元から狼の耳が見えたりすることが多い
成井 沙羅
身長:157cm
体重:47kg
静の実の妹。兄とは4歳差。
巫女としての素質に恵まれているが、感情の起伏が激しい上にそれを御するのも苦手なため、怪物を扱わせて貰えない。
兄に対して家族としての親愛以上の感情を抱いており、兄がいなくなったことを誰よりも悲しんでいる。
兄とは別の教育方針で育てられたため、家族に対しては兄を追い出したこと以外に対する怒りや恨みは持っていない。
マダラに対しては兄を穢したという想いと、怪物に侮られてはいけないという意識のために高圧的に接している。
◆乙女ーか
◆派生作品
◆旅行の約束を女にすっぽかされた話
ブラック企業勤めだし、仕事の都合で事故物件に住まなきゃらならなくなった。だけど、彼女が出来たから毎日が夢見心地だった。
そんなオレが彼女と旅行に行く約束をしていた日。
約束の場所に向かっている途中に美しい男に呼び止められた。
その男は切れ長の目を細め、薄い唇の両端を持ち上げて妖しく微笑んでこう言った。「二人きりになれる場所まで行こうか」と。
バーテンダーであるユウヒに憧れるちょっと弱気な彫り師の杭(コウ)が、怪異と出くわす話。
便利屋マダラの派生単品作品。
◆Ant-lion
Ant‐lion 蟻地獄
① 昆虫類、アミメカゲロウ(脈翅)目、ウスバカゲロウ科の幼虫の総称で、おもにウスバカゲロウやホシウスバカゲロウの幼虫をいう
砂地など、乾いた地面に頭で土をはね飛ばし、渦巻状に後ずさりしながら、すりばち状の穴をつくってその底にひそみ、落下したアリなどの体液を吸うのでこの名がある。
うしむし。あとしざり。すりばちむし。あとさりむし。ありのじごく。
② アリジゴクのひそんでいる、すりばち状の穴。脱け出せない苦しい状況のたとえにもいう
出典 精選版 日本国語大辞典
◆参考文献/サイト
・ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル 絵:水木しげる
・怪異・妖怪伝承データベース – 国際日本文化研究センター
・Villains Wiki
・コトリバコ
・形態・構造をまねる — ふくろう・カワセミに学ぶ
・フクロウの羽根|静かに飛べる理由はギザギザ構造【セレーション】/くるるの野望
・縁繋 ― えんけい ―